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膝に水が溜まるのはなぜ?~水が溜まる原因と、繰り返さないために大切なこと~|川崎の鍼灸マッサージ院てあかり

8月18日
読了時間: 8分

更新日:9月1日


こんにちは。

川崎鍼灸マッサージ治療院てあかりです。



「膝に水が溜まっていると言われました」


「水を抜いてもらったのですが、また溜まってしまいます」


「膝に水が溜まるのは、年齢のせいでしょうか?」


このようなご相談を受けることがあります。


「膝に水が溜まる」という言葉はよく使われますが、

そもそもなぜ膝に水が溜まるのでしょうか?


今回は、膝の中で起こっていることをできるだけ分かりやすく解説します。



◾️そもそも「膝の水」とは?


膝の関節の中には、もともと少量の「関節液」という液体があります。


関節液には、関節の動きを滑らかにしたり、軟骨を保護したりする役割があります。


つまり、

膝の中に液体があること自体は正常です。


問題となるのは、関節液が必要以上に増えてしまうことです。


一般的に「膝に水が溜まる」と呼ばれている状態で、医学的には膝関節水腫などと呼ばれます。





◾️なぜ膝の水が増えるのでしょうか?


最も重要なのは、

膝の関節内で炎症などが起こると、関節液が増えることがある

ということです。


例えば、膝の軟骨や半月板などに負担や損傷が生じると、関節内で炎症反応が起こることがあります。


すると滑膜などの関節内組織に変化が起こり、関節液が増えて、膝が腫れてきます。


イメージすると、


膝の関節に負担や損傷

 ↓

関節内で炎症が起こる

 ↓

関節液が増える

 ↓

膝が腫れる・動かしにくくなる


という流れです。


そのため、


「水が溜まったこと」だけを見るのではなく、

「なぜ水が増えたのか」を考えることが大切です。



◾️膝に水が溜まる主な原因


膝に水が溜まる原因は一つではありません。

代表的なものをご紹介します。



① 変形性膝関節症


中高年の方に多い原因の一つです。

加齢や長年の負担などによって、膝の軟骨や関節周囲の組織に変化が起こり、炎症を伴うことがあります。


その結果、


・膝の痛み


・腫れ


・水が溜まる


・膝が曲げにくい


・階段の上り下りがつらい


・立ち上がるときに痛い


などの症状が出ることがあります。


変形性膝関節症では、

「膝の痛み」と「水がたまること」が代表的な症状として知られています。



② 半月板損傷


膝の中には「半月板」という組織があります。


半月板には、膝にかかる衝撃を吸収したり、関節を安定させたりする役割があります。

スポーツや転倒などで損傷することもありますが、加齢によって半月板が傷み、日常生活の中で症状が出ることもあります。


半月板に問題があると、


・膝の痛み


・引っかかる感じ


・膝が動かしにくい


・腫れ


・水が溜まる


などが起こる場合があります。



③ 膝を捻った・ぶつけたなどの外傷


スポーツや転倒などで膝を強く捻った場合には、靱帯や半月板などを損傷することがあります。


その結果

膝が腫れたり、関節液が増えたりすることがあります。


「転んだ後から急に膝が腫れた」


「スポーツで膝を捻った後から痛みと腫れが出た」


という場合は、自己判断せず整形外科で確認することが大切です。



④ 痛風・偽痛風


痛風や偽痛風によって、膝の関節に強い炎症が起こることもあります。


特徴的なのは、

突然、膝が腫れて強く痛くなる


ことです。


「昨日までは何ともなかったのに、急に膝がパンパンに腫れて歩くのもつらい」


という場合には、単なる膝の使い過ぎとは限りません。



⑤ 関節リウマチなどの炎症性疾患


関節リウマチなど、免疫の異常が関係する病気でも関節に炎症が起こり

膝に水が溜まることがあります。


特に、


・膝以外の関節も腫れている


・朝に関節がこわばる


・複数の関節に症状がある


といった場合には、医療機関での検査が必要です。



⑥ 感染性関節炎


頻度は高くありませんが、特に注意が必要なのが感染性関節炎です。


細菌などが関節内に入り、強い炎症を起こします。


急激な腫れや強い痛みに加えて、


・発熱


・膝が赤い


・膝が熱を持っている


・強い倦怠感


などがある場合は、早急な医療機関での診察が必要です。



◾️水を抜いても、また溜まるのはなぜ?


「水を抜くとクセになる」と聞いたことがある方もいるかもしれません。


しかし、

水を抜いたこと自体が原因で、水が溜まりやすくなるわけではありません。


水を抜くことで、一時的に膝の張りや痛みが楽になることがあります。


ただし、膝の中で炎症が続いているなど、水が増える原因が残っていれば、再び水が溜まることがあります。


そのため、


水を抜くこと=症状を一時的に軽くすること


と、


水が溜まる原因への対応


は分けて考える必要があります。


また、関節液を採取して調べることで、感染や結晶による関節炎などの診断に役立つ場合もあります。



◾️膝に水が溜まったら、動かさない方がいい?


これも膝の状態によって変わります。


腫れや痛みが強い時期に、無理にランニングやスクワットなどの負荷をかけるのは適切ではない場合があります。


一方で、痛みや炎症が落ち着いているのに長期間まったく動かさないと、筋力や関節の動きが低下することがあります。


大切なのは、

「今の膝の状態に合わせて、どの程度動かしてよいのかを判断すること」

です。


変形性膝関節症では、状態に応じて筋力訓練や関節可動域を維持する運動などが治療として行われます。



◾️こんな場合は、まず病院へ


膝に水が溜まっているからといって、すべてを鍼灸やマッサージで対応できるわけではありません。


次のような場合には、まず整形外科などで原因を確認することをおすすめします。


・急に膝が大きく腫れた


・強い痛みがある


・膝が赤く熱を持っている


・発熱がある


・転倒やスポーツなどで膝を強く捻った


・膝が動かせない、ロックした感じがある


・体重をかけることが難しい


・何度も水が溜まる


・複数の関節が腫れている


特に発熱を伴う膝の急激な腫れは、感染性関節炎など緊急性のある病気が隠れている可能性があるため、早めの受診が重要です。



◾️膝の水が溜まるとき、膝だけを見ればいいのでしょうか?


ここからは、鍼灸・マッサージの視点です。


膝の水が溜まっている原因そのものによっては、まず医療機関での診断や治療が必要です。


そのうえで、


「病院では大きな問題はないと言われた」


「水は抜いたけれど、膝の痛みが残っている」


「膝の痛みを繰り返している」


という場合には、膝に負担をかけている身体の使い方にも目を向けることが大切です。


例えば、


・太ももの筋肉の状態


・お尻の筋肉の働き


・股関節の動き


・足首の動き


・膝周囲の筋肉の緊張


・立ち方や歩き方


・仕事やスポーツでの身体の使い方


などです。


膝は、股関節と足関節の間にある関節です。

そのため、膝そのものだけでなく、身体全体の動きの中で膝にどのような負担がかかっているのかを見ることが重要になります。


鍼灸やマッサージで膝の水を抜くことはできる?


ここも、はっきりお伝えしておきます。

鍼灸やマッサージで、注射のように関節内に溜まった関節液を直接抜くことはできません。


そのため、


「鍼をすれば膝の水が抜ける」


と考えるのは適切ではありません。


一方で

医療機関で原因を確認したうえで、膝周囲や股関節、足関節などの筋肉・関節の状態を整え、身体の使い方を見直すことで、膝にかかる負担を軽減し、痛みや動かしにくさの改善を目指すことはできます。


当院では、膝が痛いからといって膝だけを見るのではなく、


「なぜこの膝に負担がかかっているのか?」


という視点を大切にしています。


「水が溜まった」ことよりも、その原因を考えることが大切です。


膝の水は、それ自体が病気というより

膝の中で何らかの問題が起きているサイン

として現れていることがあります。


変形性膝関節症なのか。


半月板などに問題があるのか。


一時的な炎症なのか。


痛風や偽痛風なのか。


あるいは、

別の病気が隠れているのか。


原因によって対応は変わります。


だからこそ、

「水を抜けば終わり」ではなく、

「なぜ水が溜まったのか?」を考えることが大切です。



◾️膝の痛みや腫れでお困りの方へ


「膝に水が溜まっている」


「水を抜いても、また膝が痛くなる」


「膝が腫れて曲げにくい」


「階段や立ち上がりで膝が痛む」



このような症状でお困りでしたら、ご相談ください。


当院では、膝の状態だけでなく、股関節や足関節、膝周囲の筋肉、身体の使い方なども確認しながら、お身体の状態に合わせた施術を行います。


ただし、急激な腫れ、強い痛み、発熱、赤みや熱感、外傷後の強い腫れなどがある場合は、まず医療機関での診察をおすすめします。



膝の痛みを「年齢のせい」と諦める前に、まずは現在のお身体の状態を確認してみませんか?


川崎鍼灸マッサージ治療院てあかりでは、一人ひとりのお身体の状態を確認しながら、症状に合わせた施術を行っております。


お気軽にご相談下さい🌱




LINEでご相談だけでも承ります。


川崎鍼灸マッサージ治療院

てあかり 西井



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