更新日:2026年8月9日
「逆流性食道炎による胸やけや右背中の痛みでお困りだった方の症例」
■症状と日常生活への影響■
・以前から逆流性食道炎と診断され、胃酸を抑える薬を服用すると症状は楽になるものの、服用をやめると数日で胸やけが再発してしまう。
・薬をやめたいと思っているが、再発が怖く服用を続けざるを得ない状態だった。
・特に朝起きた時や、お店の仕込みをしている時間帯に胸やけが強く出る。
・症状が強い時には、右の背中にもズキッと痛みを感じることがある。
・もともと食は細く、一度にたくさん食べることができない。
・仕事中はイライラすることが多く、精神的なストレスも強く感じていた。
また、
・居酒屋を経営しており、普段はジョッキビール2杯と焼酎の水割り3杯ほど飲酒している。
・お店の定休日は休肝日にしている。
・お酒を飲んでいる最中は胸やけを感じないことが多い。
このようなお悩みで来院されました。
病院では逆流性食道炎と診断され、胃酸を抑える薬を処方されていました。
薬を飲んでいる間は症状が落ち着くものの、中止すると再び胸やけが現れることを繰り返し、
「できれば薬に頼らず過ごしたい」と考え、ご来院されました。
(大田区 40代 男性)
■施術内容と経過■
【1回目】
お身体の状態を確認すると、首や胸郭の動きが硬く、横隔膜周囲やみぞおちにも強い緊張がみられました。
さらに背中から肋骨周囲、腹部の緊張に加え、自律神経のバランスも乱れやすい状態でした。
また、お仕事柄ストレスが多く、イライラしやすい状態が続くことで、胃腸にも負担がかかりやすくなっていると考えられました。
施術では、鍼・マッサージ・筋膜リリース・神経リリースを組み合わせ、首や胸郭、横隔膜、背中、腹部を中心に全身のバランスを整えました。
施術後は、
・胸のつかえ感が少し軽くなった
・身体全体が楽になった
・呼吸がしやすくなった
との変化を実感されました。
【2回目 ※初回から1週間後】
胸やけの頻度が減り、起床時の不快感も軽減していました。
右背中の痛みもほとんど感じなくなり、
以前より胃が楽な時間が増えた。
とのことでした。
引き続き、自律神経のバランスや首、背中、胸郭・横隔膜の動きを改善する施術を行いました。
【3回目 ※前回から1週間後】
胸やけはさらに軽減し、朝の症状も以前ほど気にならなくなりました。
仕込み中も症状が出る日が減り、右背中の痛みは感じなくなりました。
また、
イライラすることも以前より少しずつ少なくなっており、飲酒量もコントロール出来るようになってきているそうです。
現在はさらに症状の安定と再発予防を目的に2週間に1度の施術を継続されています。
■考察■
今回の症例では、胃だけではなく、胸郭や横隔膜、背中、首周囲の緊張や、自律神経の乱れが重なり、逆流性食道炎の症状が長引いていた可能性が考えられました。
逆流性食道炎は胃酸だけが原因とは限らず、ストレスや姿勢、全身の様々な状態が影響することも少なくありません。
そのため当院では、胃だけに着目するのではなく、全身のバランスを整え、身体が本来の働きをしやすい状態を目指して施術を行いました。
※逆流性食道炎には食道裂孔ヘルニアや胃・食道の病気など、医療機関での診断や治療が必要な場合もあります。
当院では医療機関での診断・治療を継続していただくことを前提に、お身体の状態に合わせた施術を行っています。
・薬をやめると胸やけがすぐ再発する
・朝起きると胸やけがつらい
・背中まで痛みが広がることがある
・ストレスやイライラが強い
・薬だけでは根本的に改善している感じがしない
など、
このような逆流性食道炎の症状でお困りの方でも、お身体の状態を詳しく確認し、原因に合わせて全身を調整することで改善につながる可能性があります。
今回の症例では、薬を中止したことによる経過を評価したものではありませんが、胸やけや右背中の痛みが軽減し、日常生活を以前より快適に送れるようになったケースをご紹介しました。
※同じような症状でお困りの方は、お気軽にLINEからご相談ください。
