更新日:2026年9月4日
左坐骨神経痛と左肩関節の痛み
今回は、阿波踊りの練習を続ける中で、左のお尻から太ももの裏にかけての痛みと、左肩の前側の痛みが徐々に強くなった方の症例をご紹介します。
■症状と日常生活への影響■
阿波踊りの練習を続けているうちに、左のお尻から太ももの裏、そして左肩の前側に徐々に痛みが出てきました。
痛みは、
・左のお尻の締め付けられるような痛み
・太ももの裏の痛みと重だるさ
・左肩前面の締め付けられるような痛み
・肩の重だるさ
などがありました。
痺れはありませんでした。
整形外科を受診したところ、左側の坐骨神経痛と肩関節周囲炎と言われ、症状が徐々に強くなってきたことへの不安もあり、当院へ来院されました。
■阿波踊りの練習で強くなる肩の痛み■
今回、特にお辛かったのが左肩の痛みでした。
お尻の痛みはある程度我慢できるものの、阿波踊りでは腕を上げた状態を続けることが多く、
「踊っていると肩の痛みが耐えられない」
という状態でした。
また、痛みや重だるさが徐々に強くなっていたため、夜も肩やお尻の症状が気になり、寝付きが悪い日が続いていました。
一方で、首や腰には痛みや違和感はありませんでした。
■身体の状態■
今回は、左肩と左のお尻から太ももの裏にかけての症状を中心に、身体の動きや筋肉の緊張などを確認しました。
阿波踊りでは、腕を上げた姿勢を繰り返すだけでなく、下半身も使いながら身体を連動させて動かします。
そのため、痛みのある部分だけを見るのではなく、肩周囲と骨盤・下肢を含めて身体の状態を確認しながら施術を行いました。
■施術内容■
今回の施術では
・左肩周囲への鍼
・左のお尻から太もも周囲への鍼
・関連する部位や経穴への施術
・必要な部位への筋膜リリース
・肩や下肢周囲の筋緊張を緩めるマッサージ
・肩や股関節周囲の動きを確認しながらの調整
などを行いました。
阿波踊りの練習を続ける必要があるため、痛みのある部分だけを施術するだけではなく、練習を続けながら身体への負担をできるだけ抑えることも考慮しました。
【1回目の施術後】
来院時のお尻から太ももの裏にかけての痛みと重だるさを10段階で10とすると、施術後は8程度まで軽減しました。
一方、左肩については、施術後には痛みと重だるさがほぼ消失しました。
肩の症状が大きく改善したことで、腕を上げる動作も楽になりました。
ただし、阿波踊りの練習を継続していることもあり、お尻から太ももの裏の症状については、もう少し経過を見る必要がある状態でした。
【2回目の施術】
1回目から1週間後に来院。
この1週間も阿波踊りの練習を続けていました。
左肩は一度ほぼ症状がなくなったものの、練習を続けたことで痛みが少し戻り、10段階で2程度となっていました。
一方、左のお尻から太ももの裏にかけての痛みと重だるさは、初回の10から5程度まで改善していました。
症状が半分程度まで軽減していたため、引き続き身体の状態を確認しながら施術を行いました。
【3回目の施術】
さらに1週間後に3回目の施術を行いました。
この時点で、
・左肩の痛み → 0
・太ももの裏の痛み → 0
・左のお尻の痛み → 1~2程度
まで改善していました。
阿波踊りの練習を続けながらも、初回に強く出ていた症状は大きく改善しました
■今回の症例から■
今回のケースでは、阿波踊りの練習を続ける中で、左のお尻から太ももの裏、左肩に徐々に痛みや重だるさが出てきておりました。
特に肩は、踊りの際に腕を上げ続ける必要があるため、痛みが強く、日常生活だけではなく練習にも支障が出ている状態でした。
また、痛みが徐々に強くなっていたことで、「このまま悪化してしまうのではないか」という不安も感じておられました。
今回のように、スポーツや趣味、仕事などで身体を使うことを完全に休むことが難しい場合もあります。
そのような場合には、症状だけを見るのではなく、普段どのような動作を繰り返しているのか、どの部分に負担がかかっているのかを確認しながら施術を行うことが大切だと考えています。
今回は3回の施術で、
左肩の痛みは0
太ももの裏の痛みも0
左のお尻も1~2程度まで改善された症例をご紹介させていただきました。
ご本人の予定が多く、その後の予約を組むことが難しかったため、3回目でいったん施術を終了しました。
ただ、阿波踊りの本番が終わるまでは身体への負担が続くため、症状が少しでも強くなった場合には、無理をせず早めにご相談いただくようお伝えしました。
※同じような症状でお困りの方は、お気軽にLINEからご相談ください。
